2012年5月17日木曜日

ETRO 2012 S/S



先日は兄のお誕生日ブログを読んで頂き、ありがとうございました。

兄も読んでくれたようで、

兄の笑い混じりの声と過ごす7分間は

終始何をおっしゃていたのか完全に分かりませんでした。

素敵な兄です。


さて、帰省をしたというお話をしました。

私は実家の縁側が好きで、そこで一人横になって風を感じるのが

仕合せこの上もない時なのです。


細くて長い風が、何かを見つけたように、ドアの隙間から蛇行してきて

少し優しく広がり、体の形を撫でるようにして、どこかに行ってしまいました。

ここ数年で一番人の手のように美しく、淑やかな風に会うことが出来て、

心がやすらい、これからまた何か始まるのかなという気になりました。



東京に戻ってから既に半袖で風を感じながら毎日を過ごしていますが、

やはり違った風を肌に触れさせるのは色んな意味で良いものですね。


そんな清々しい季節の始まりに。

今季もやっぱりどこか私の中で古代を思わせる不思議な絵柄です。

 



ETRO 2012 S/S

これはまた美しいオアシスが存在するエジプトをも想うスカートですね。






最近インカ帝国展に行ったのですが、服の刺繍や生地が、

その民族の信仰や習性、眼に映る情報や感じることの鍵となり、

今現在の私たちへのメッセージのように感じました。

天空都市という言われを持つ、限られた情報の中から生まれる無限の創作は、

それはまた移ろい行く歴史の中でも、絶対的で普遍的な何かであるようでした。


このETROの代表的なペイズリー柄も

『 生命の樹 』として

豊かさや永遠の命を意味した古代から伝わるものだそうです。


ファッションは、今でこそたくさんのブランドがあって、

半年ごとにそのブランドのコンセプトのもと発表されていますが、

未来の人たちは、この時代のファッションからどのようなメッセージを受け取るでしょうか。



ETRO 2012 S/S


新しい季節の始まりに。


紘未  ヤマムーラ




2012年5月8日火曜日

兄よ



日本に金色に輝く日々が訪れましたね。

なんて爽やかな季節だ。

2日ほど実家に帰っていたのですが

帰省中に、大阪に一人暮らしをしている兄がちょうど帰ってきました。


久々に兄に会い、

だんごむしのような   多分

エクササイズをやろうとしていたのか

「 紘未、 手伝って 」 と言うので、

わけの分からない動きをしている兄を手伝い、

何だか久しぶりに一緒に遊んでいる気になりました。


幼少期には、毎日一緒に遊んでいた

というか、

今思い返せば

兄の要望により、

ブロックで、互いにそれぞれの城を作り、

女の子のお城ったら、シンデレラ城とか、そういうの想像するじゃない。

男の子は違うのよ。城を襲撃してくるんだもの。

またある時は、

対戦ゲームで兄の都合のいいように必殺技をくらう役。

勝ち目無いわよ。


そんな毎日に

たまにはおままごとをして と。

機嫌良く始めたおままごとも、

おもちゃの桃を野球のボールのように庭に投げられ、

レモン、キャベツと次々に庭へ。

庭を見てみなさい庭を。色とりどりで綺麗ね~。

ってならんでしょーが。


兄よ  妹は覚えているのだ。


再びだんごむしのような動きをしている兄に目をやると

顔も形も性格も全く違うのだけど、

兄と呼べる人は、この人しか居ないのだと思うと、

かけがえのない存在だわ。


お誕生日おめでとう。 

兄よ  あのダンゴムシのような動きは一体何だったのだ。


何を手伝えと言うのだ。

               妹より




2012年3月25日日曜日

matohu



 


『 matohuは 「まとう」 と読みます。

日本語にしか無い言葉。翻訳不可能な言葉。

そしてこのブランド名は 「動詞」 です。

それは、まとう人が 「主語」 であり、

私たちはその動詞をつくっているだけという意味です。

まとう人が主役の服であって欲しいので・・・・・ 』

その先はmaohuのコンセプトを見て

日本の眼や日本の美意識に向けた心を

皆さんにも是非感じて頂きたいです。




 matohu 2012 AW

「 やつし 

豊かで美しいものや気高い精神が、あえて簡素に貧しく姿を変えること
                                     



「やつし」と聞いて、奈良育ちの私は真っ先に平城京跡が思い浮かびました。

かつての都は今では草がボーボーに、子供たちの遊び場でもあります。

平城京の東には万葉集で詠われた春日山に今も変わらず月が昇り、

季節ごとにその色を変えて、私たちに届けてくれます。

このコントラストと情景が思い浮かび、

今の時の為に、平城京はこの身をやつしたのではないかと感じました。


読み進めていくと、

『 「やつしの美」 は、「真」なる理想や豪華なものの省略だけでは生まれ得ない。

むしろやつした姿に存在する時間の奥行きを見出した日本人の感性が無ければ

はじめから「やつしの美」は生まれなかっただろう。』 とあります。

 



日本には古くから特有の文化と歴史、四季と衣食住があって、

そこから生まれた日本人の精神、

何語にも代えられない五感の表現法や感性は誇るべきものだと思います。

世界から見れば、東の小さな島国ですが、

いつの時代にも世界に発信する能力と才能を携え、

独特の感性を持つ不思議な島国だなと思います。



そんなことを思いながら、いや思わなくても良いので

今回のコレクションをどうぞ感じてみて下さい。





Hiromi  やまむら

 




2012年1月21日土曜日

タツ。




皆様

明けましておめでとうございます。

気がつけばもう21日でした。 なんてこと。

ペースが鹿でした。



アッパレな人生だな。鹿。





今年は辰年ですね。



辰。。  タツ。。  タツ。。  

 

色んな事が起こる年になりそうです。




 

行こか。




2012年もよろしくお願いします。



ひろみ 鹿 やまむら



2011年12月30日金曜日

2011年 さようなら~



今年もあと少しになりました。

色々あった。
うーん。 色々あったなぁ。


しかしこの時期になると毎年思うのですが、

今年も一番良かったと。


つい最近、ある会で今年一番嬉しかったことは何かと聞かれ、

私はやはり

2011年11月11日の満月の日に無事に25歳を迎えられたことです。


25歳が点滅して、年表にうっすらHB級に現れ始める文字を

4B級に明瞭にするためにも

私は25歳になって本当に本当に良かったなと思います。


それぐらい素敵な出会いがたくさんありました。


あとは来年の目標が出来たことが幸せです。


そして、今年も家族みんなで次の年を迎えられるのだと思うと

この上なく温かい気持ちになります。


奈良に帰ったら、

友達や近所の人にも会いたいし、私には83歳になる、

とても美人の祖母がいます。


季節の折や、誕生日には必ずお手紙をくれて、

この前は初めて絵が描かれていました。


恐らく私です。

私はこの祖母にとても会いたいのです。



さて、今年最後の撮影も終え、


ph.Kentaro Minami
H&M Shihomi Nishio




そろそろ締めくくりたいと思います。

東京の皆様、今年もお世話になりました。

こんなに幸せな気持ちを奈良に持って帰れるのは

皆さんのお陰です。

楽しい日々を一緒に過ごしてくれてありがとう。


来年もどうぞよろしくお願いします。


いざ1300年の都、奈良へ

トォー!


                                       ph. Kaori Tsuruta


奈良には海がなーい。

なーい。なーい。なーい。


良いお年を。



ひろみ やまむら



2011年11月26日土曜日

2011年11月11日 満月



いや~。皆様のお陰で私も無事4分の1世紀を迎えることが出来ました。

育てて下さって本当にありがとうございます。




この前まで3歳くらいだったのに!!

母 「ひろみ~。将来何になりたいの?」


「スイカ!!」

そう。私の最初の将来の夢はスイカ。

きっと生涯で一番難しい夢。


大きくなるにつれて

天文学者になりたいだの、考古学者になりたいだの

その時々に興味を持ったものを夢にかえていたような気がします。


そろそろ将来のヴィジョンが浮かび上がる頃

大学でバイオの研究とモデル業を両立していた20歳の時に

10歳の私からある日手紙が届きました。(小学校の学級会でやっていたらしい)



「お父さん、お母さん、お婆ちゃん、お兄ちゃん、皆生きてますか?」

うん。生きてる。

「今、ほにゃららで、仲のいい友達はだれだれちゃんで、好きな子はだれだれ君です」

へ~。ほ~。おー。

と、自分にしか話せないことを赤裸々に告白しており、

手紙の最後に


「20歳のひろみさんは、今の私の夢であるモデルさんになっていますか?」

ううぇーーーー!? 我ながら無邪気かつ捨て身の質問!!

モデル!?どう考えても10歳の私は内気だったぞ。



うぇーーー!? うぇーーーー!? うぇーーー!?



20歳のある日に、10歳の少女が懸命に私だけに伝えた夢。



当時、右肩に 「右肩ロース」 と油性のマジックで書かれた白衣を纏い、

「ノーベル化学賞をとるーー!」(夢は大きくね)とか言いながら

日々研究に勤しんでいた私を

10歳の私がこの世界に導いてくれたのです。


モデルになった理由は、積み重なるものがたくさんあるけれど、

一番の要因は10歳の私が背中を押してくれたことです。


そのお陰でこうして、東京に来て、皆さんにお会いすることが出来て、

幸せをたくさん頂いているのです。

家族はもちろんのこと、今まで出会って下さった全ての皆様のお陰で自分が

形成されて参りました。


まだまだ未熟者のたわけ者ですが、

引き続きご指導をよろしくお願いします。


そしてこれから出会う方々、どうぞ私をよろしくお願いします。





大きくなりました。


2011年11月11日 山村 紘未  

無事4分の1世紀越え



2011年11月10日木曜日

Simple Life






シンプルな生き方,,,


それはどんな生き方だろうか。


未来を見るだろうか。現在から感じるだろうか。過去を振り返るだろうか。



 
 

やりたいこと、自分が一番好きなことをして生きていくことっすね!
10代 男性


無駄なものがない気がします。人生に無駄な時なんて無いでしょうけど。

私にとって未知の生き方ですね。
10代 女性


家族に今までの人生の感謝を込めて還元する行為(親ときちんと対話する)とかは、

シンプルだなーとか思うけどね。多分純粋にやりたいという思いを通じて、

自分の満足にダイレクトにつながってるからかな。
20代 男性


良い意味でも悪い意味でも人に関与せず、

自分が思うように我が道をたんたんと歩く姿が思い浮かんだー。
20代 女性


自分の成長のヒントは他人の中にしか無い。同時にエンジンとなるものは自信。

何かに秀でているというのではなく、ありのままの自分を認め信じるということ。

人生とは成長し続けることです。

30代 男性


こだわり過ぎない、執着しすぎない、事だす!
30代 女性


自分にとって大切なもの(人でも物でも空間でも)、それを大事にすることだと思うよ。
40代 男性

愛に身をまかせる。
40代 女性


罪を憎んで人を憎まず、正直に生きること。
50代 男性

頭の中が整理整頓されている状態やと思うわ。
50代 女性

為すがまま。 これで人生を送れたら究極
60代 男性

物事を難しく考えないこと ある種切り捨て切り捨て
60代女性

志を持てば人生はシンプルになります。
70代 男性


これに添えてたくさんのお話も頂き、

その度にフハーー!と後頭部を空気の塊に突っ込むような感じになりました。

人生の師はたくさんいます。


ご協力本当にありがとうございました。


年をとるということ、長年毎日を迎えること、

そればかりは、すぐに出来ることではなくて、

 
生きてみないと分からないことがたくさんあるのでしょうね。



 生きてみることやわ。



Simple Life Autumn / Winter  2011  by RENOWN


☆山村 紘未☆ヤマムラ ヒロミ☆Hiromi Yamamura☆